じぃじの来港に合わせて、皆でフェリーに乗って長洲へ遊びに行きました。その際に釣り竿を持参したので、雰囲気だけでも、と投げ釣りに挑戦してみました。 “香港の投釣りを求めて [ 長洲 ]” の続きを読む
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香港の投釣りを求めて [ 坪洲 ]
香港支部の釣りです。
慣れ親しんだ東京湾の投釣りのように、根掛かりを気にすることなく釣りを楽しみたいと思い、色々調べてみると。
地元の方と思われるこの記事を読み(特にクーラーボックス一杯の釣果)、初めて坪洲という離島へ行ってみることにしました。
家からは、バス、スターフェリー、中環から坪洲行きフェリーと乗り継いで2時間程度。車の無い小さな島です。
記事に紹介されている砂浜は実際に行ってみるととても小さく、沖合には小舟が数多く係留されていることから、ここでは投げることが出来ないので、その隣りの岸壁から狙いました。
釣り場に着いたのが既に午後2時過ぎ、それから炎天下で3時間弱の釣りは、やはり根掛かりとの闘いでした。しかし、久しぶりにキスの引きを竿で感じると、それはやはり楽しいものです。
特に大きいのは日本にいた頃では、浜からの投釣りではなかなかお目にかかれないサイズなので驚きです。
キスの天ぷらが最終目標なのですが、手間がかかるので数釣れないと、天ぷらにはしてもらえません。素揚げでも十分おいしいのがキス。
釣り日: 2017年9月24日
投釣り仕掛け作り
来たるべき投釣りに備えて、香港支部でもキス投釣り仕掛けを作りました。
製作に当たり大変参考になったのが、こちらの記事です。
モトスとエダスが分離していて現地で交換、補修も可能と言う優れもの。チチワに代わり連結部に用いられる、八の字結びで作ったコブは、記述の通りエダスの輪が通り抜けることはありませんでした。
今回、針にはケン付流線袖8〜10号を用い、10cmのエダスの間隔は30cmとしました。
エダスの元先はハーフヒッチで5mm程度編み込んで、強度と絡み防止を図っています。
この仕掛けを、当日最初に使う分は完成品として用意し、それ以外の予備を部品毎に収納して持参します。
香港釣り初め [ 三家村碼頭 ]
香港支部でも釣りを始めました。
家の近くに海鮮で有名な鯉魚門があります。ここの三家村碼頭に併設する三家村避風塘海提公園という小さな公園で、手軽に釣りを楽しむことが出来ます。
地元の釣人さんたちは、中通しオモリの下に比較的短いハリスで一本針という構成がポピュラー。竿も短いのやら長いのやら、竿無しとさまざまです。
そして、香港での釣りは根掛かりとの闘い。魚釣れるか根に掛かるかです。仕掛けも天秤もどんどん喪失してゆき、地元の皆さんが上記のシンプルな構成にしている理由を痛感しました。
そこでじぃじに相談したりして、このような胴突き仕掛けを作りました。オモリは水滴型の40〜60gを使っています。
更に、根掛かり防止スパイダーを自作したり、ビニールホース片をオモリに被せたり、根掛かり対策も試してみましたが、生還率に大差有りませんでした。
また、じぃじの投釣り仕掛けでも今回でも遭遇したのが、エダスがモトスに絡まってしまうこと。子供や初心者はこれに気付かずにそのまま投げてしまったり、また解くのも面倒なので、エダスを10cmと短かくしたり、エダスの元先をハーフヒッチで編み込んで改良を重ねています。
あとは運用面で、巻く時はダラダラ巻かずに、竿を立ててさっさと巻き上げることを心掛けます。
餌は青蟲(アオイソメ。HK$13/両〜)、ハリはこちらでとても安価で入手可能な丸セイゴを選択しました。果たして何が釣れるのか。
黄脚立や紅衫魚、釘公魚などが釣れるのですがミニサイズです。
ハリを大きくしてエサもエビなどにすれば大物を狙えますが、釣れない時間が虚しいので子供連れには不向きです。
複数竿で両者を狙えるようになりたいのですが、何せ根掛かりが多くてその対応に追われ続けます。砂浜が恋しいです。
参考)
ナマリによる根掛かり防止方法