香港の投釣りを求めて [ 長洲 ]

図3. さばく頃にはっきりと浮かび上がるホシギスの斑点

じぃじの来港に合わせて、皆でフェリーに乗って長洲へ遊びに行きました。その際に釣り竿を持参したので、雰囲気だけでも、と投げ釣りに挑戦してみました。

場所は香港島の西方に位置する離島、長洲のフェリー乗り場からほど近い東灣という砂浜。夏場は海水浴場として人気なので、とても釣りなんて出来ません。

長洲で釣りを楽しむ人たちは大抵、五行石辺りの岩場で磯釣りを楽しむようです。そんな中、私たちはこちらで観光客が次々と通り過ぎる中、ひたすらキャスティングです。

図1. 長洲東灣の砂浜でのキャスティング
図1. 長洲東灣の砂浜でのキャスティング


釣り始めから徐々に潮が上げて来るに連れて、釣れるキスのサイズも大きく太くなってきて皆で大盛り上がり。また、ミニサイズながらメゴチは香港では初めてですが、とても綺麗な色合いです。

図2. 3時間ほどの投釣りでの釣果
図2. 3時間ほどの投釣りでの釣果


釣っている時には気付かなかったのですが、帰宅してさばこうとした際、星の斑点がはっきりと出ていて、これらが全てホシギスであることが分かりました。

図3. さばく頃にはっきりと浮かび上がるホシギスの斑点
図3. さばく頃にはっきりと浮かび上がるホシギスの斑点

今回の調理法は素揚げではありません。ウロコを取っただけで皮は残してのお刺身にしました。また、骨は素揚げにしてポリポリと。

図4. キスの刺し身
図4. キスの刺し身
図5. さばいた骨は素揚げに
図5. さばいた骨は素揚げに

メゴチのさばき方は特殊なので、じぃじが担当。くるん!といとも簡単に皮を剥いでくれました。

図6. メゴチさばき:背びれを後ろから切り、頭の付け根で入刃して骨を断つ。
図6. メゴチさばき:背びれを後ろから切り、頭の付け根で入刃して骨を断つ。
図7. メゴチさばき:ひっくり返して頭を引くと皮がツルンと剥ける。
図7. メゴチさばき:ひっくり返して頭を引くと皮がツルンと剥ける。

 

実は今回、本当に釣れるか不安だったのですが、3時間程度の釣りでこの釣果ですので、海水浴シーズンが来る前にまた釣りに来たいですね。

 

釣り日: 2017年12月28日