4月21日に本サイトへ市内在住の方より、初めてのご注文を頂きました。
この方は当ホー厶ページを良く研究しておられ、今回は「雑貨のキッチンペーパー横型」のキッチンペーパーホルダー部分が不要で、電子レンジを中に収納するラックを、と次のような具体的なスケッチ図を添えて、計2点のご依頼です。
![図1. スケッチ](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/8ffa38b7d6ae0844899ffbe0dd71d2c3-300x216.png)
1. レンジラックの注文
中に収納される電子レンジは、幅38、奥行40、高さ35センチの大きさとのことでしたので、レンジラックは次のように設計しました。
![図2. レンジラック平面図](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/b5a9e6caa46e4dd8bef58634aa8310cc-300x291.png)
立体図はこんな感じです。
![図3. レンジラック立体図](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/da5635631af46b039dae6c54fb7f6d76-278x300.png)
製作は、まず脚部分から始めます。
![図4. レンジラック脚部製作](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/5e36971d4826f0ab068f5e85e7e40f3c-300x225.jpg)
脚部分が出来たら、上の板部分を作ります。板が寸法通りに出来たら、この板にコの字型の囲い枠を付ける為、体裁良いように板の3辺に囲い枠部分の溝加工を施します。
![図5. レンジラック板製作](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/6dd531df6b01d6b8b79b6193adf7bc0c-300x225.jpg)
溝加工ができ、上部板にコの字型の囲い枠を乗せると、
![図6. レンジラック囲い枠](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/a3594d3332863b9c0b6ec2694fbe6bb1-300x225.jpg)
最後に奥に背板を付けて完成です。
![図7. レンジラック完成](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/3b1b78e121ea12d432b9872558838ac6-300x225.jpg)
2. 大型たなの注文
大きさは、幅60、奥行35、高さ120センチで、棚板は上下中間で4枚の構成です。まず頂いたご要望通りにCADソフトで立体図を作リます。
![図8. 大型たな立体図](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/b105b6487288fd633349d7c43ff98915-201x300.png)
この立体図データから次のような三面図が得られ、ここに各詳細寸法を記入すれば、実際の製作が容易になります。
![図9. 大型たな平面図](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/f24e395ca656c6cd975fba036999239c-284x300.png)
製作はまず脚部から始めます。この時、4本の脚の角材には内側に中間棚板が入る為の溝加工を施します。そしてこの脚4本と上下たな板とを組み合わせると、
![図10. 大型たな製作](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/e9b374960cd67dcedbb3e23a466d9579-218x300.png)
次に中間棚板2枚を組み込めば完成です。
![図11. 大型たな完成](http://ggmokkou.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/4a97e888763d57d1f8bc39563036ba2f-300x225.jpg)
今回の中間棚の高さは頂いたご要望通リでしたが、高さを変えられるように、下板から10センチピッチでの施工もできますので、どうぞお気軽にお申し付け下さい。
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